卓球のネットの高さは15.25cm|公式規定・測り方・種類まとめ

卓球のネットの高さは、台の上面から15.25cmと国際ルールで定められています。この数値はミリ単位まで厳格に規定されており、公式試合ではぜひ守らなければならない基準です。

しかし「どうやって正確に合わせるの?」「家庭用のネットでも同じ高さ?」と疑問を持つ方も多いはず。この記事では公式規定の数値はもちろん、正しい張り方・調整方法・ネットの種類まで、知っておきたい知識をまとめて解説します。

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ネットの高さなど卓球のルールを学んでも、実際のプレーで活かせていない方が多くいます。T-timesのコーチは、あなたの現在のレベルに合わせて基礎から丁寧に指導し、知識と実践のギャップを埋めるお手伝いをします。

独学では気づけない改善点が、必ずあります。まずは一度レッスンを体験して、プレーの質がどう変わるかを感じてみてください。

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目次

卓球ネットの高さは15.25cm|公式ルールで定められた規定値

卓球ネットの高さは15.25cmです。これは国際卓球連盟(ITTF)の競技規則(Laws of Table Tennis 第2.2.3条)で定められた公式規定値であり、日本国内でも同規則が適用されます。

ネットは台面から15.25cmの高さで、台の長辺に対して垂直に張ります。横幅(長さ)は178cmで、台の外側に各15.25cmずつはみ出す形になります。また、ネット本体・つり紐・サポート(支柱)の3点をまとめて「ネットアセンブリ」と呼ぶことも覚えておきましょう。

出典: 公益財団法人日本卓球協会「競技規則」

ラージボール卓球のネットの高さは17.25cm

通常の硬式卓球のネット高さは15.25cmですが、ラージボール卓球では17.25cmと、2cm高く設定されています。同じ卓球台を使いながら、ネットの規格は別物です。混同しないよう、最初に押さえておきましょう。

ラージボール卓球は、1988年に公益財団法人日本卓球協会(JTTA)が考案した日本発祥のレクリエーション用卓球です。「誰でも楽しめる卓球」を目指して設計されており、中高年層を中心に全国に普及しています。

ボールの仕様も硬式とは大きく異なります。

種類直径重さ
硬式卓球40mm2.7g白・オレンジ
ラージボール44mm2.2〜2.4gオレンジのみ

出典: 公益財団法人日本卓球協会(JTTA)競技規則

ネットを2cm高くした理由

ラージボールは直径が大きく、重さは硬式より軽いのが特徴です。そのため、飛ぶスピードが遅く、回転もかかりにくいという性質があります。

ネットを2cm高くすることで、ボールが自然と高い弧線を描くように設計されています。低い弾道の鋭いボールが通りにくくなり、ラリーが続きやすくなるのです。

この設計が「初心者や中高年でも楽しめる」という、ラージボール卓球のコンセプトを支えています。

ネットの兼用には高さ調整機能が必要

硬式用ネット(15.25cm)とラージボール用ネット(17.25cm)は別規格です。同じサポート(支柱)を使う場合は、高さ調整機能付きのサポートが必要になります。

自宅や学校・クラブで両方を楽しむ予定がある場合は、購入前にサポートの対応規格を確認しましょう。

ラージボールのネット規格まとめ
  • ネット高さは17.25cm(硬式より2cm高い)
  • ボールは直径44mm・2.2〜2.4g・オレンジ色のみ
  • ネットが高いほどラリーが続きやすく、初心者にも親しみやすい
  • 硬式と兼用する場合は高さ調整機能付きサポートを選ぶ

卓球ネットの高さを正しく確認する方法

サポートを設置しただけで「高さはだいたい合っているはず」と思いがちですが、規定の15.25cm(ラージボールは17.25cm)になっているか、ぜひ目視・計測で確認することが大切です。特にネット中央はたるみが生じやすく、設置直後でも規定より低くなっているケースがあります。中央と両端(サポート付近)の計3か所を確認する習慣をつけましょう。

ネット高さゲージ(測定器具)を使う方法

最も手軽で正確なのが、「ネットハイ」と呼ばれる専用スケールを使う方法です。ネット脇に当てるだけで規定高さを素早くチェックできます。

市販のネットハイには硬式用(15.25cm)とラージボール用(17.25cm)の両方に対応した製品があります(バタフライ「ネットハイ」など)。公式大会では審判が試合前にネットハイで高さを計測するのが一般的な運用です。

練習場や体育館には専用ゲージが常備されていない場合も多いです。普段から自分用を1本持っておくと、毎回の設置確認がスムーズになります。

定規・メジャーで測る方法

専用ゲージがない場合は、定規やメジャーで台面からネット上端まで15.25cmを直接計測します。

簡易チェックとして、ラケットのブレード(打球面)の長さが15.25cm前後と近似しているため、高さの目安に活用できます。ネットがグリップ側にかかれば高すぎ、ラバーの境界線より下に収まれば低すぎのサインです。

ラケットを使った確認はあくまで目安です。公式試合や大会では、専用ゲージによる計測を使用することが望ましいです。

高さがズレやすい箇所と確認ポイント

設置後に確認すべき箇所は、中央・左端・右端のサポート付近の計3か所です。それぞれズレる原因が異なるため、1か所だけ測って安心するのは禁物です。

ネット中央はたるみが発生しやすく、規定より低くなりやすいポイント。また、サポートのネジやバネが緩んでいると両端の高さもズレます。固定後にぜひ再確認しましょう。

ITTFルール(2025年版 第2.2.3条)では「ネット全長にわたってトップが台面から15.25cmであること」と定められています。中央のたるみも規定違反になりうる点は見落とされがちです。 (出典: ITTF Statutes 2025 Laws of Table Tennis 第2.2.3条)

設置後に確認すべき3か所のチェックポイント
  • ネット中央:たるみで低くなっていないか
  • 左サポート付近:ネジ・バネの緩みで高さがズレていないか
  • 右サポート付近:同上。両端が均等かもあわせて確認
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卓球ネットの種類

卓球ネットは「ネット本体(網部分)」と「サポート(支柱)」の2パーツで構成されています。それぞれに固定方式の種類があり、組み合わせによって互換性が異なります。初心者はセット購入が最も安心です。

ネットの固定方式による種類

ネット本体には主に3つの固定方式があります。それぞれ取り付けのしやすさや耐久性が異なるため、用途に合わせて選びましょう。

紐式ネット

白帯内を通る紐をサポートに固定し、上下2本の紐で張る昔ながらのスタンダードタイプです。価格が手頃で、紐だけを交換できるのがメリット。どのサポートにも取り付けられる汎用性の高さが強みです。

ただし、慣れないとたるまず均一に張るのが難しい面もあります。2人で左右同時に引っ張りながら固定するとうまくいきます。

マジックテープ式ネット

サポートへの取り付けをマジックテープで行うタイプです。サポートの種類を問わず装着でき、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

マジックテープが劣化すると、ネット本体が傷んでいなくても交換が必要になるケースがある点には注意が必要です。

差込式ネット

ネット端のボールチェーン(または筒状パーツ)をサポートの空洞に差し込むだけで張れる、現在最も主流のタイプです。たるみが出にくく取り付けが最も簡単で、日本卓球協会検定品も多くあります。

ただし、ネットとサポートが同一メーカーでないと使用できない場合があります。購入前にメーカーの適合情報を確認しましょう。

サポート(支柱)の種類

サポートにも主に3つのタイプがあります。使用する卓球台の天板厚さや用途に合わせて選ぶことが大切です。

タイプ固定方法特徴向いている用途
バネ式ワンタッチクリップで挟む取り付け・取り外しが簡単家庭・カジュアル用途
ネジ固定式ネジで締めるほぼ全ての台に対応、高さ調整可能本格練習・クラブ用途
置き型台上に置くだけ設置が最も簡単レジャー・娯楽目的

ネジ固定式は高さ調整ができるモデルが多く、硬式・ラージボール兼用にも対応しやすいため、クラブや学校での使用に最適です。

置き型サポートのNG例
  • 試合や本格的な練習に使用する(台への固定が不十分なためネットがずれやすい)
  • バネ式を台の天板厚さ上限を超えた台に使用する(対応厚を事前に確認すること)
このセクションのまとめ
  • ネット本体は「紐式・マジックテープ式・差込式」の3種類。差込式が最も主流
  • サポートは「バネ式・ネジ固定式・置き型」の3種類。本格使用にはネジ固定式が安心
  • ネットとサポートは互換性が必要なため、初心者はセット購入がおすすめ

卓球ネットの付け方

ネットをきれいに張るには、正しい順序での取り付けが重要です。

  • 卓球台の中央ライン両端、サイドラインの外側にサポートを装着する(規定上の位置はサイドライン外側15.25cmの範囲)
  • サポートをしっかり根元まで差し込む、またはネジを確実に締める
  • ネットを張る際は白帯のある面が上になるよう方向を確認する
  • 紐式の場合は2人で左右同時に引っ張りながら固定してたるみを防ぐ
  • 固定後は中央・両端の3か所で高さを確認し、規定の15.25cmになっているかチェックする

バネ式サポートは台の天板厚さに上限があります(天板厚3cmまで対応の製品が多い)。購入前に使用する卓球台のスペックを確認してください。

卓球ネットを正しい高さに張るコツ

「なんとなく張る」だけでは、知らない間にネットが傾いたり高さがズレたりしがちです。初心者が失敗しやすいポイントを逆引きしながら、正しい張り方を4つのステップで解説します。手順と確認ポイントを意識するだけで、公正なプレー環境が整います。

コツ①:サポートをテーブル端の正しい位置に固定する

サポート(ネットを支える金具)は、台のサイドライン外側15.25cm以内の範囲に取り付けるのが規定です。位置がズレるとネット全体の張り方にも影響します。

固定方法はサポートの種類によって異なります。バネ式は台の天板厚みに合ったものを選び、クリップ部を根元までしっかり差し込みましょう。ネジ式は台の厚みに合わせてネジを適切に締め、ガタつきがないか手で揺らして確認します。

よくあるミス
  • サポートが完全に固定されていない状態でネットを張ると、張力でサポートが傾いたり外れたりする

コツ②:ネットの張り具合(たるみ)を均一にする

ネットのたるみは左右の張り方が均等でないときに起こりやすいです。固定方法によってコツが異なります。

  • 紐式:左右2人で同時に均等な力で引きながら固定するとたるみを防げます
  • 差込式:ネット本体が若干短めに設計されているため、引っ張りながら差し込むと自然にピンと張れます

また、張りながらネットが垂直になっているか目視確認することも大切です。ねじれた状態で固定すると、ネット全体が歪んで見えます。

よくあるミス
  • 片側だけ固定してからもう片側を引っ張ると、左右で張り具合が不均一になりやすい

コツ③:中央と両端の高さをぜひ確認する

設置後は中央・左端・右端(サポート付近)の計3か所で高さを計測しましょう。中央は重力でたるみやすく、規定の15.25cmより低くなっていることが多いため、特に重点チェックが必要です。

専用ゲージ(ネットハイ)がない場合は定規やメジャーで台面からネット上端まで測ります。簡易確認としては、ラケットのブレードをネットに沿わせる方法も使えます。

  • ネット上端がグリップの付け根にかかる → 高すぎ
  • ラバーとブレードの境界線より下 → 低すぎ
よくあるミス
  • 端の高さだけ確認して中央を見落とし、中央がたるんだ状態でプレーしてしまう

コツ④:固定後にズレないよう再チェックする

プレー中の振動でサポートがズレることがあります。練習・試合の開始前に毎回高さを確認する習慣をつけておくと安心です。

特にバネ式サポートは長期使用でバネが弱くなりズレやすくなるため、定期的な点検が必要です。ネジ式も練習後にネジの緩みを確認しておきましょう。公式試合では審判が試合前にネットハイで計測するため、事前に自分でも確認しておくとスムーズに進みます。

よくあるミス
  • 一度張ったら確認しないまま使い続け、知らない間に規定外の高さになっている
正しく張るための4ステップまとめ
  • サポートをサイドライン外側15.25cm以内の正しい位置にガタつきなく固定する
  • 左右均等に引きながら、ねじれがないようにネットを張る
  • 中央・左端・右端の3か所で高さ(15.25cm)を計測する
  • プレー前に毎回ズレや緩みがないか再確認する
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卓球ネットの選び方|競技レベル別おすすめポイント

ネット選びで迷いやすいのが「どの製品が自分の用途に合うか」という点です。ここではネット本体とサポートそれぞれの選択軸を整理して、用途に合った1セットを選べるよう解説します。

選び方①:使用環境(家庭用・クラブ・公式試合)で選ぶ

まず「どこで・どんな目的で使うか」を決めるのが最初のステップです。使用環境によって、求められる規格と利便性のバランスが変わります。

公式試合・部活クラブ向け

日本卓球協会(JTTA)公認品またはITTF公認品を選びましょう。製品に公認マーク「J.T.T.A.A.」が印字・刻印されているかを購入前に確認してください。

JTTA公認品の最新リストはJTTA公式サイトで随時更新されます。購入前に確認することをおすすめします。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会(JTTA)競技規則ページ

学校体育・サークル向け

JTTA公認品が望ましいですが、コスト面でセット品も有効な選択肢です。頻繁に設置・撤収する場面が多いため、耐久性の高いネジ固定式サポートが長く使えておすすめです。

家庭用・レジャー向け

取り付けやすさを優先するなら、バネ式ワンタッチサポート+差込式ネットのセット品が扱いやすいです。ただし置き型タイプは競技規格を満たさない製品が多い点に注意してください。

選び方②:サポートの固定方式で選ぶ

サポート(ネットを支えるポール)の固定方式によって、使い勝手と対応できる卓球台が変わります。自分の台の天板厚みを事前に確認しておくとスムーズです。

固定方式特徴向いている用途
バネ式(クリップ式)ワンタッチ着脱。対応天板厚みに制限あり初心者・頻繁な移動
ネジ固定式天板厚みを選ばず汎用性が高い。高さ調整機能付きも多い本格練習・クラブ
置き型設置は簡単だが競技規格外が多いレジャー・エンタメ

差込式ネットを選ぶ場合は、サポートとの互換性を確認しましょう。同一メーカーでそろえるのが安心です。

選び方③:ネットの素材・耐久性で選ぶ

素材の違いは耐久性とランニングコストに直結します。長く使うなら交換パーツの入手しやすさも確認しておきましょう。

  • ポリエステル製メッシュ:耐久性・防水性が高く、一般的な選択肢
  • 白帯(ホワイトテープ)は綿素材が多い:JTTA公認品でよく見られる素材
  • 紐式ネット:紐部分だけ別売り交換できるため、長期コストを抑えやすい
  • マジックテープ式:着脱回数が増えるほど劣化しやすく、ネットが傷む前にテープが先にダメになる場合がある
  • 差込式:ボールチェーン部分の金属疲労に注意。長期使用で切れるケースがある

なお、卓球台やネットに使用有効期限はJTTAルールで特に定められていません。ラバーやボールとは異なる点です。

選び方④:ラージボール用かどうかを確認する

硬式用(15.25cm)とラージボール用(17.25cm)はネットの高さが異なります。パッケージに「硬式用」「ラージボール用」「兼用」の記載があるかをぜひ確認してから購入しましょう。

両方プレーする場合は、高さ調整機能付きのネジ式サポートセットが便利です。15.25cmと17.25cmをひとつのサポートで切り替えられる製品が市販されています。

ラージ用ネットを硬式に使うのはNG
  • ラージボール専用ネットを硬式台に使うと高さが規定より約2cm高くなる
  • 硬式の試合・練習には使用できないため、兼用か硬式専用を選ぶこと
ネットの選び方まとめ
  • 公式試合・クラブはJTTA公認マーク(J.T.T.A.A.)入り製品を選ぶ
  • サポートはネジ固定式が汎用性・耐久性で優れる
  • 素材は紐式ネット+ポリエステルメッシュが長持ちしやすい
  • ラージ兼用なら高さ調整機能付きサポートが1台で使い回せて便利

卓球ネットのメンテナンスと保管方法

正しくメンテナンスし適切に保管することで、ネットの劣化を遅らせて長く使い続けることができます。使用頻度や保管環境によって劣化速度は大きく異なるため、日頃から状態を確認する習慣をつけておきましょう。

日常のメンテナンスで確認すべきポイント

使用後は以下の点を目視で確認することを習慣にしましょう。

  • メッシュ部分の破損・変色・著しい伸びがないか
  • 白帯の汚れや破れがないか
  • 紐式は紐のほつれや緩みがないか
  • マジックテープ式はテープの粘着力が維持されているか
  • 差込式はボールチェーンに変形や金属疲労の兆候がないか
  • サポートのバネやネジに緩み・劣化がないか

保管時の注意点

使用後はネットをサポートから取り外し、折り目がつかないよう緩く丸めて保管するのが基本です。直射日光・高温多湿の環境はメッシュや紐の劣化を早めるため、風通しのよい冷暗所に保管しましょう。バネ式サポートはバネ部分をむき出しのまま重ねると変形の原因になるため、専用袋やケースへの収納がおすすめです。

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卓球ネットの寿命と買い替えの判断基準

日本卓球協会(JTTA)の競技規則上、ネットには使用有効期限の規定は特に設けられていません(ボールやラバーとは異なります)。実用上の交換目安は取り付け方式によって異なります。

  • 紐式:紐がほつれたり緩みやすくなったタイミングで紐のみ交換が可能
  • マジックテープ式:テープの粘着が弱くなりネットが固定できなくなったらネットごと交換が必要
  • 差込式:ボールチェーンが切れたり変形した時点で交換を検討

メッシュ部分の破損・変色・著しい伸びはプレーの公正性に影響します。また、バネ式サポートは長期使用でバネが弱くなりズレやすくなるため、サポート自体の買い替えも検討しましょう。定期的な目視点検の習慣をつけておくと、適切な買い替え時期を見逃さずに済みます。

よくある質問

卓球ネットの高さが規定より低いとどうなりますか?

公式試合では試合開始前に「ネットハイ」(ネットの高さを測る器具)で高さを確認します。規定の15.25cmを満たしていない場合、審判が是正を指示してから試合が始まります。

ネットが低いと前陣での強打やドライブが通りやすくなり、攻撃型プレーヤーに有利な環境になってしまいます。公正なゲームを担保するために、高さの確認は重要な手続きです。

練習や家庭での使用に罰則はありません。ただし、普段から正しい高さで設置する習慣をつけておくと、試合本番での違和感を減らせます。

家庭用の卓球台でも公式の高さ15.25cmは必要ですか?

家庭用・レジャー用のプレーに規則上の義務はありません。ただし、実戦感覚を養うために公式の15.25cmに合わせて設置することを推奨します。

家庭用卓球台は国際規格(長さ274cm×幅152.5cm)より小さいサイズが多く、公式大会では使用できません。それでも、ネットの高さだけでも公式に合わせておくと、大会に出たときの違和感を最小化できます。

ネットが傾いてしまうのはなぜですか?

主な原因は次の3つです。①サポートの固定が不十分(クリップが根元まで差し込まれていない、ネジが緩んでいる)、②左右のサポートで高さ設定がずれている(片側だけ調整した場合に起こりやすい)、③ネットの左右の張力が不均等な状態で張ってしまっている。

対処法は、サポートを台から一度外して固定状態を確認し直すことです。両端の高さを同一に合わせてから、ネットを左右均等に張り直しましょう。

ラージボール用ネットを通常の卓球台に使ってもいいですか?

物理的に取り付けること自体は可能ですが、ラージボール用ネットの高さは17.25cmです。硬式卓球の規定(15.25cm)を2cm超えるため、公式試合・JTTA公認大会では規定違反となり使用できません。

練習や娯楽目的なら使用は可能です。ただし、高すぎるネットに慣れてしまうと試合感覚がずれる恐れがあります。硬式とラージボールを両方プレーする場合は、高さ調整機能付きのサポートセットを使うのがベストです。

卓球ネットの寿命はどれくらいですか?

日本卓球協会(JTTA)の競技規則上、ネットには使用有効期限の規定は特に設けられていません(ボールやラバーとは異なります)。

実用上の交換目安は取り付け方式によって異なります。紐式は紐がほつれたり緩みやすくなったタイミングで紐のみ交換が可能です。マジックテープ式はテープの粘着が弱くなりネットが固定できなくなったらネットごと交換が必要です。差込式はボールチェーンが切れたり変形した時点で交換を検討しましょう。

メッシュ部分の破損・変色・著しい伸びもプレーの公正性に影響します。使用頻度や保管環境によって劣化速度は大きく異なるため、定期的な目視点検の習慣をつけておくと安心です。

まとめ|卓球ネットは高さ15.25cmが基本、正しい設置で公正なプレーを

この記事で解説してきた要点を、最後にまとめて確認しましょう。ネットの高さをきちんと守ることが、公正で楽しいプレーの出発点です。

記事のまとめ
  • 硬式卓球のネット高さは15.25cm(ITTF・JTTA公式規定)、ネット長さは178cm
  • ラージボール卓球のネット高さは17.25cm(硬式より2cm高く、ラリーを続けやすくするための設定)
  • 公式試合・JTTA公認大会では公認品を使用し、規定の高さを厳守する必要がある
  • 正しい設置には①サポートのしっかりした固定、②ネットをたるまず均等に張ること、③中央・両端の3か所で高さを確認することの3点が重要
  • 使用環境(家庭用・クラブ・試合)に合ったネット選びが、長く快適に使うカギになる
  • 使用後の目視点検と適切な保管で、ネットの劣化を遅らせることができる

ネットの高さはわずか数センチの差ですが、公正なプレー環境を守るうえで欠かせない基準です。

硬式卓球なら15.25cm、ラージボールなら17.25cm。まずはこの2つの数字を覚えておきましょう。

設置後は中央と両端の3か所をぜひ計測する習慣をつけると、ミスのない環境づくりができます。正しい高さで設置することが、公正で楽しいプレーの第一歩です。

競技規則の詳細は、公益財団法人日本卓球協会(JTTA)競技規則ページおよびITTF Statutes 2025(Laws of Table Tennis 第2.2.3条)でご確認ください。

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