卓球の段位は、日本卓球協会が定める技術認定制度で、初段から10段まで設けられています。「段位ってどうやって取るの?」「自分のレベルで何段を目指せる?」——そんな疑問にこの記事でまとめて答えます。
取得条件・審査内容・申請方法まで段階ごとに整理したので、初めて段位を目指す方から上位段を狙う中上級者まで、必要な情報をそのまま活用できます。

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卓球の段位制度とは
卓球の段位は、公益財団法人日本卓球協会(JTTA)が定める「段級位制」によって認定される制度です。1977年に導入され、長い歴史を持ちます。
段級位制は以下の3種類で構成されています。
- 戦績段位(初段〜10段):全国大会への出場・成績をもとに認定される段位
- 名誉段位(初段〜10段):競技実績や卓球界への貢献などをもとに授与される段位
- 級位(1〜5級):戦績段位に達するまでの段階として位置づけられる区分
武道の段位は試験や審査で認定されますが、卓球の段位は全国大会への出場・成績に基づいて認定されるのが最大の特徴です。「努力すれば取れる資格」ではなく、全国レベルの実績を証明するものと理解しておきましょう。
戦績段位:全国大会の成績で認定される段位
戦績段位は、全国大会・国際大会の出場経験や入賞実績をもとに初段〜10段の10段階で認定される段位です。10段が最高位となります。
認定の基準となる主な指定大会は以下のとおりです。
- 全日本選手権大会(一般・ジュニア・団体・マスターズ)
- 全日本社会人選手権大会
- 全日本実業団選手権大会
- 国際大会への出場・入賞
なお、7段以上は「贈呈段位」として扱われ、2005年(平成17年)4月1日以降の実績が対象となります。段位の取得には審査料・登録料の支払いと、所定の登録手続きが必要です。
名誉段位:協会役員・審判資格で認定される段位
名誉段位は、競技成績とは無関係に、卓球の普及・発展に顕著な功績があった人に贈られる段位です。初段〜10段の10段階が存在します。
主な認定基準は以下のとおりです。
- 都道府県・市区町村の卓球協会・連盟における役員歴の年数
- 公認審判員資格・公認レフェリー資格の保有
競技者でなくても段位を取得できる唯一の区分であり、審判員や協会運営に長年携わってきた方が対象となります。
級位:段位取得前の初心者向け区分
かつては1級〜5級の5段階の級位制度がありました。5級の取得目安は「打法を問わず20球連続でラリーを続けること」とされていました。
しかし、2024年(令和6年)4月1日をもって新規の級位認定は廃止されています。既に取得している方の名簿管理は継続されますが、新たに級位を取得することはできません。2024年以降は初段以上の段位取得のみが新規認定の対象です。
- 1977年にJTTAが導入した公式制度
- 戦績段位・名誉段位(各初段〜10段)と級位(1〜5級)の3種類
- 試験ではなく、全国大会の出場・成績をもとに認定される
- ゼッケンの数字=取得段位で、全国大会出場の実績を示す
- 戦績段位:全国・国際大会の成績をもとに初段〜10段を認定。申請・登録手続きが必要
- 名誉段位:協会役員歴や審判資格などをもとに認定。競技者でなくても取得可能
- 級位:2024年4月から新規認定は廃止。既取得者の管理のみ継続
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「規程」)
戦績段位の審査認定基準【初段〜10段】
段位が上がるほど、求められる成績のレベルも大きく上がります。初段は全国大会への出場で取得できますが、最高位の10段はオリンピックの金メダルが条件です。ここでは初段から10段まで、段階ごとの取得条件を整理します。
初段:全国大会への出場で取得可能
初段は、以下の指定大会に出場することで取得できます。県代表、またはこれに相応する戦歴を持つ選手が対象です。
- (A)全日本選手権大会(一般・ジュニア・団体・マスターズ)
- (B)全日本社会人選手権大会
- (C)全日本実業団選手権大会
- (D)国民体育大会
- (E)全日本クラブ選手権大会(1部のみ)
これらの指定大会に初出場した選手は、初段の取得が義務となっています。この規定は2024年4月1日以降も継続中です。
2段・3段:全国大会での勝利数が基準
2段と3段は、指定大会(A〜D)での勝利数が昇段の主な基準になります。
| 段位 | 主な取得基準 |
|---|---|
| 2段 | 指定大会で同年度内2勝、または都道府県大会優勝 |
| 3段 | 指定大会で同年度内3〜4勝、またはブロック大会優勝 |
なお、2024年4月1日施行の規程改定により、以前あった「計3回出場で2段」「計5回出場で3段」という出場回数による自動取得義務は廃止されました。
4段・5段・6段:全国大会入賞レベルが必要
この段階になると、全国大会での入賞が求められます。国際大会への出場・代表資格も認定条件に加わります。
| 段位 | 主な取得基準 |
|---|---|
| 4段 | 指定大会(A〜D)で同年度内5勝、またはこれに準ずる成績 |
| 5段 | 指定大会への入賞者、および国際試合日本代表者 |
| 6段 | 指定大会(A〜D)各大会優勝者、および国際試合日本代表者 |
全日本選手権大会(一般)個人戦ではベスト16入りで4段、ベスト4入賞で5段を取得しなければならないという義務規定もあります。上位進出者には昇段が自動的に伴う仕組みです。
7段・8段・9段:世界大会出場・入賞クラスの成績
7段以上は「贈呈段位」の扱いになります。2005年(平成17年)4月1日以降の実績が対象で、申請や登録料は不要です。
| 段位 | 主な取得基準の目安 |
|---|---|
| 7段 | 全日本選手権大会(一般)個人戦優勝者相当 |
| 8段 | アジア競技大会・アジア選手権大会個人戦優勝者相当 |
| 9段 | 世界選手権大会優勝相当 |
現役選手の多くが7段止まりになるのには理由があります。8段以上の条件が国際大会での優勝という非常に高いハードルを要求するためです。
10段:世界トップレベルの実績が必須
10段は、戦績段位における最高位です。オリンピックのシングルスまたはダブルスで金メダルを獲得することが取得条件とされています。
制度導入(1980年)以来、戦績段位での10段取得者は水谷隼選手・伊藤美誠選手の2名のみ。東京オリンピック混合ダブルス金メダルが認定の根拠となっています。
なお、名誉段位では飯田亮氏(元協会会長)・三浦正英氏が10段を取得しています。
ゼッケンの数字が示す段位の意味
卓球の大会で選手のゼッケンに書かれた数字、気になったことはありませんか?あの数字こそが「取得段位」を表しています。たとえばゼッケンに「3」と書かれていれば、その選手は3段を持つということです。
ゼッケンに数字が入っている選手は、過去に全国大会本戦(予選を通過した試合)への出場経験がある証でもあります。段位は全国大会への出場実績と直結しているため、数字があること自体が一つのステータスになっています。
一方、ゼッケンに数字がない選手は「段位なし」の状態です。地域の大会には出場できますが、全国大会の予選を勝ち上がった経験がまだない、あるいは段位申請を行っていないことを意味します。数字の有無だけで、おおよその競技経歴が伝わる仕組みになっています。
- 初段:指定大会への出場で取得(初出場者は義務)
- 2〜3段:全国大会での複数勝利が基準。2024年改定で出場回数による自動取得は廃止
- 4〜6段:全国大会入賞・国際大会代表レベルが必要
- 7〜9段:贈呈段位。世界大会での実績が基準(申請・登録料不要)
- 10段:オリンピック金メダルが条件。戦績段位での取得者は現在2名のみ
- ゼッケンの数字=取得段位。数字の有無が全国大会出場経験の証となる
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「段位取得者一覧」、公益財団法人日本卓球協会「規程」)

名誉段位の審査認定基準【初段〜10段】
名誉段位は、競技成績ではなく卓球の普及・発展への貢献度で認定される段位です。協会の役員として長年活動した実績や、審判資格の取得レベルが主な認定基準となります。
大きく「協会役員としての活動歴」と「公認審判資格の取得」という2つのルートで取得できる仕組みです。
協会役員として取得できる名誉段位の基準
役員歴が長くなるほど、取得できる段位も上がります。都道府県・市区町村レベルの役員からスタートし、最終的には本協会(日本卓球協会)の中枢役職まで関わると、最高10段の取得も視野に入ります。
| 段位 | 主な役職・条件 | 年齢・年数の目安 |
|---|---|---|
| 初段 | 都道府県〜市区町村の協会・連盟役員、または加盟団体の指導者 | 役員歴1〜2年 |
| 2段 | 同上(継続活動) | 役員歴3〜4年 |
| 7段 | 都道府県の会長・副会長および本協会の運営発展に貢献した者 | 役員歴15年以上・45歳以上 |
| 8段 | 本協会役員として貢献、または本協会加盟団体の会長・副会長経験者 | 50歳以上 |
| 9段 | 本協会の会長・副会長および経験者で運営発展に貢献した者 | 55歳以上 |
| 10段 | 本協会の会長・副会長および経験者で運営発展に貢献した者 | 60歳以上 |
競技者でなくても、長年の役員活動だけで最高10段まで取得できるのが名誉段位の大きな特徴です。現場でプレーしてきた年数よりも、卓球界への貢献期間と役職の重さが評価されます。
公認審判資格で取得できる名誉段位の基準
審判資格のルートでは、資格のランクが上がるほど認定される段位も高くなります。資格は「公認審判員→上級公認審判員→国際審判員→公認レフェリー」の順に上位となります。
- 公認審判員を取得 → 初段の要件の一つ
- 上級公認審判員を取得 → 2段の要件の一つ
- 国際審判員を取得 → 2段の要件の一つ
- 公認レフェリーを取得 → 3段の要件の一つ
4段以上については、審判資格単独での取得可否は公式規程での確認が必要です。主な認定基準は役員歴の年数・肩書きへと移行していきます。
- 競技成績は問われない。貢献度・役員歴・審判資格が基準
- 役員ルートでは、役職の重さと年数に応じて初段〜10段まで取得できる
- 審判ルートでは、資格の上位グレードが高い段位につながる
- 詳細な認定基準は日本卓球協会の公式規程を参照のこと
段位申請の手順と費用
段位を取得するための窓口は、直接JTTAではなく「登録している都道府県卓球協会(連盟)」です。申請フローと費用の目安を把握しておくと、初めての申請もスムーズに進められます。
段位申請のタイミングと手順
申請のタイミングは、大会出場時または大会後が一般的です。初段については初出場時に申請が義務となっています。
段位ごとに審査の流れが異なります。まず段位別の申請ルートを確認しましょう。
| 段位 | 申請者 | 審査・認定 |
|---|---|---|
| 初段〜3段 | 本協会登録会員(本人) | 都道府県加盟団体長が審査→本協会が認定 |
| 4段〜10段 | 都道府県加盟団体長 | 本協会段級制委員会が審査→本協会が認定 |
手続きはJTTA PARK(会員登録システム)と連動しています。事前に登録している都道府県協会へ確認しておくと安心です。
段位取得にかかる料金の目安
登録料は1段につき10,000円が基本です。すでに段位を持っている場合は差額分の登録料を納める形式になります。
たとえば2段から3段に昇段する場合、差額の10,000円を追加納付するイメージです。なお、一部の対象者には特例や免除が設けられています。
- 19歳未満の生徒・児童および日学連登録者:特例の登録料が適用される
- 7段以上(贈呈段位):登録料は不要
- 本協会の発展に特別貢献した者:登録料が免除される場合がある
- 登録料・審査料の具体的な金額は規程改定により変わる可能性があります
- 最新の金額はぜひ都道府県卓球協会またはJTTA公式規程でご確認ください
段位を取得しやすい全国大会の選び方
段位制度に挑戦したいなら、まずは出場機会を得やすく、参加資格が広い大会を選ぶことが近道です。ここでは初段〜低段位を現実的に狙いやすい全国大会を3つ厳選して紹介します。自分の所属先や年齢に合った大会を確認してみてください。
全日本実業団卓球選手権大会
企業チームに所属する選手が対象の全国大会で、指定大会Cに該当します。実業団チームに入っているプレイヤーにとって、比較的出場機会を確保しやすいのが特徴です。
この大会の大きなポイントは、初出場時に初段取得の義務が発生すること。つまり、出場と同時に初段申請を行えるタイミングが生まれます。会社の卓球部など実業団チームに所属している方は、積極的に挑戦を検討してみましょう。
全日本クラブ卓球選手権大会(一般の部)
クラブチームに所属する一般選手が参加できる大会で、指定大会Eに該当します。社会人プレイヤーが段位取得を狙える入口として注目されています。
ただし、段位対象となるのは1部のみです。出場前に自分のクラブが1部に所属しているかどうかをしっかり確認しましょう。部門が違うと段位申請の対象外になります。
全日本卓球選手権大会(マスターズの部)
全日本選手権のマスターズ区分は指定大会Aに該当します。年齢別(40歳以上など)の種目で争われるため、ベテラン・シニアプレイヤーが段位取得を狙いやすい大会です。
さらに、70歳以上の種目に出場する選手には特例があります。最初に取得した段位のまま、以降の大会に出場できるルールが設けられています。年齢を重ねてからでも段位制度に参加できる、懐の深い設計になっています。
- 申請窓口は都道府県卓球協会(連盟)。JTTAへの直接申請は不可
- 初段〜3段は本人申請、4段以上は団体長が申請する
- 登録料は1段あたり10,000円が基本(差額納付方式)
- 7段以上の贈呈段位は登録料不要
- 最新の金額・手順は都道府県協会にぜひ確認する
- 全日本実業団(指定大会C):実業団所属なら初出場で初段申請が可能
- 全日本クラブ一般の部(指定大会E):社会人向け。1部出場が段位対象の条件
- 全日本マスターズ(指定大会A):40歳以上対象。70歳以上には段位維持の特例あり

2024年以降の段級位制度の変更点
2024年4月1日に日本卓球協会の段級位規程が改定され、制度の仕組みが大きく変わりました。古い情報のまま理解していると、申請の判断を誤る可能性があります。ここでは旧規程との違いを整理して解説します。
変更のポイントは大きく3つです。
- 級位(1〜5級)の新規認定廃止:2024年4月1日より、新規・更新ともに廃止。すでに取得している方の名簿管理のみ継続されます。
- 出場回数による段位取得義務の廃止:旧規程では「計3回出場で2段の取得義務」「計5回出場で3段の取得義務」がありましたが、これが廃止されました。2段・3段の取得は選手の任意申請に変わっています。
- 初段の取得義務は継続:指定大会への初出場者は初段を取得しなければならない規定は、引き続き存続します。
なお、2023年度は移行期間として扱われ、初段のみが取得義務の対象でした。旧規程では大会出場と段位取得が自動的に紐づくケースがありましたが、現行では選手自身の申請の比重が高まった形です。
- 1〜5級の新規・更新認定は廃止(名簿管理のみ継続)
- 2段・3段の取得義務が廃止され、任意申請に変更
- 指定大会の初出場者に対する初段の取得義務は存続
- 2023年度は移行期間として初段のみが義務対象だった
現役・著名選手の段位一覧
日本卓球協会は、都道府県別・特別取得者の段位一覧を公式サイトで公開しています。ここでは、公式情報をもとに主要な取得者を紹介します。なお、段位は取得時点の実績で決まるため、現在の競技力や世界ランキングとぜひしも一致するわけではありません。
10段取得者の主な選手
10段は1980年の制度導入以来、最も取得が難しいランクです。戦績による10段は、現時点で2名のみが取得しています。
| 区分 | 選手・人物名 | 主な取得理由 |
|---|---|---|
| 戦績10段 | 水谷隼 | 東京オリンピック混合ダブルス金メダルなど |
| 戦績10段 | 伊藤美誠 | 東京オリンピック混合ダブルス金メダルなど |
| 名誉10段 | 飯田亮 | 元日本卓球協会会長・卓球普及への貢献 |
| 名誉10段 | 三浦正英 | 卓球界への功績 |
9段・8段取得者の主な選手
8段以上は国際大会での優勝が条件になるため、現役トップ選手でも多くは7段前後にとどまる傾向があります。
9段の確認済み取得者(公式一覧より):
- 高田稔・飯塚實・末田浩・中村要蔵・森武:各選手の競技実績による
- 戸上隼輔:国際大会での優勝実績により取得
- 石川佳純:東京五輪時点で9段との情報あり(最終段位は公式サイトで要確認)
- 吉村真晴:世界選手権混合ダブルス金メダルにより条件を満たすとの情報あり(要確認)
8段の主な取得者(公式一覧より):
- 平野美宇・宇田幸矢など計17名前後
- 全員の最新情報は公式サイトで確認推奨
芸能人・著名人の段位について
名誉段位の制度により、競技実績のない著名人でも段位を保有できます。卓球の普及・PRに貢献した人物が対象です。
とんねるず(木梨憲武・石橋貴明)は、テレビを通じた卓球PRへの貢献により名誉段位が贈られたとの情報があります。ただし、正確な段位・贈呈時期は公式記録での確認を推奨します。
- 戦績10段は制度導入以来、水谷隼・伊藤美誠の2名のみ
- 名誉10段は卓球界への貢献者に贈られ、競技実績は不問
- 8段以上は国際大会優勝が条件のため、現役選手でも取得者は少ない
- 芸能人・著名人は名誉段位で取得するケースがある
- 最新の取得者一覧は日本卓球協会公式サイトで要確認

よくある質問
段位なしでも全国大会には出場できますか?
全日本選手権一般・全日本社会人・全日本実業団などの指定大会への出場者は有段者であることが規程で定められています。ただし、初出場の場合は「出場と同時に初段を取得する」形が義務付けられるため、「取得前に出場すること自体は不可能」ではありません。
初出場時に初段取得が義務となる点を押さえておけば、段位を事前に持っていなくても指定大会の出場資格を得るルートは存在します。なお、マスターズ70歳以上の種目は、最初に取得した段位のまま出場できる特例が設けられています。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「FAQ:資格取得」)
名誉段位と戦績段位は同じ扱いになりますか?
認定の根拠がまったく異なる別制度です。戦績段位は競技成績によって認定されるのに対し、名誉段位は卓球の普及・発展への貢献が認められた場合に授与されます。
協会登録上は同じ段位番号として記録される場合がありますが、来歴・取得経緯が根本的に違います。詳細な扱いの違いについては、公式規程または日本卓球協会への確認を推奨します。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「規程」)
段位は一度取得したら永久に保持できますか?
公式規程上、一度認定された段位は取り消されることなく保持できるとされています。上位段位を取得した場合は差額の登録料を追加納付する仕組みです。
指定大会への出場を続ける場合も、最初に取得した段位のまま引き継いで出場することが認められています。規程の詳細は日本卓球協会の公式資料でご確認ください。
初心者が最初に目指すべき段位はどれですか?
現行制度では初段が事実上の入門段位であり、唯一の取得義務段位です。2024年に級位制度が廃止されたため、段位未取得の初心者にとっての「初めの目標」は初段一択となっています。
初段取得には指定大会(全国大会)への出場が必要です。まずは都道府県大会で上位入賞を目指し、都道府県代表として全国大会への切符を狙うのが現実的なステップです。
ゼッケンに段位が表示されない大会はありますか?
段位がゼッケンに表示されるのは、JTTAの段級制が適用される指定大会や協会登録大会が主です。段位を持っていない選手はゼッケンに数字なしで出場します。
地方の市民大会や非公認大会ではゼッケンの形式自体が異なる場合も多く、段位表示がないケースも珍しくありません。大会ごとの規定は、各都道府県協会や大会主催者にご確認ください。
まとめ:卓球の段位取得を目標にする意義
ここまで解説してきた卓球の段位制度を、最後に整理しておきましょう。段位には戦績段位・名誉段位・級位の3区分があり、競技者が目指す戦績段位は初段〜10段の構造になっています。2024年の規程改定では取得要件が見直され、最新情報の確認がこれまで以上に重要になりました。
特に意識してほしいのが、初段でさえ都道府県代表レベルの実力が求められるという難易度です。「まず初段から」と軽く考えていた方も、その重みを知ることで目標の価値が変わってくるはずです。段位は単なる称号ではなく、競技力の客観的な証明として機能します。
段位取得に向けて、今すぐ取れる行動は次の3つです。
- 都道府県協会への登録・問い合わせ:所属協会の確認と登録状況の整理から始めましょう
- 指定大会へのエントリー確認:段位審査の対象となる大会を事前にチェックしておくことが大切です
- JTTAの最新規程の確認:要件は改定されることがあるため、公式情報を定期的に見ておきましょう(出典: 公益財団法人日本卓球協会 公式サイト)
段位取得を目標に据えると、大会への取り組み方や練習の意識が変わります。「あの大会で結果を出す」という具体的なゴールが生まれ、卓球を続けるモチベーションが格段に高まるのです。
- 戦績段位は初段〜10段。初段でも都道府県代表レベルの実力が必要
- 2024年の規程改定があるため、JTTAの最新情報をぜひ確認する
- 指定大会への登録・エントリーが取得への第一歩になる

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