卓球のデュースは、10対10になった瞬間から始まる特別なルールです。「いつ終わるの?」「サーブはどうなるの?」と疑問を持つ方も多いはず。
デュースが発生する条件・終わるタイミング・サーブ権の変わり方を、試合経験ゼロの方でも理解できるようにわかりやすく解説します。ルールを知るだけで、試合観戦も自分のプレーも、ぐっと楽しくなりますよ。

T-timesは、全日本選手権出場経験を持つコーチから「勝てる卓球」を学べる卓球教室です。東京・神奈川・埼玉・千葉の幅広いエリアで、入会費・年会費完全無料、1時間6,500円からレッスンを受けられます。
T-times卓球教室の特徴は以下の通りです。
- 全日本選手権出場経験を持つコーチによる丁寧な指導
- 入会費・年会費は完全無料、1時間6,500円から
- 東京・神奈川・埼玉・千葉の幅広いエリアに対応
- 初心者から大会出場を目指す方までレベルに合わせたレッスン
デュースの攻略法を学んでも、実際のプレーで活かせていない方が多いです。T-timesのコーチはあなたの試合中のプレーパターンを分析し、デュース局面での判断や技術をその場で修正。独学では気づけない課題を見つけます。
\ 入会費・年会費0円 / 1時間6,500円から /
卓球のデュースとは
卓球のデュースとは、1ゲーム中に両者の得点が10対10になった状態のことです。通常は11点を先取した側がゲームを獲得しますが、デュースになった場合は特別ルールが適用されます。
デュース後は2点差がつくまでゲームが続行されます。12-10、13-11、14-12……というように、2点リードした側がゲームを取る仕組みです。
- 10-10になった時点でデュースが発生する
- デュース後は2点差がつくまでゲームが続く
- 現行ルールは1ゲーム11点先取制(2001年改正)
デュースになる条件と終わり方
デュースが始まるのはスコアが10-10になった瞬間、終わるのは一方が2点リードしたときです。この2点を押さえておけば、試合中に慌てることはありません。
上限点数はルール上設定されていないため、理論上はいつまでも続く可能性があります。まずは3つのポイントに分けて確認しましょう。
デュースになるのは10-10になったとき
両者のスコアがちょうど10対10に並んだ瞬間が、デュース開始のトリガーです。9-9はまだデュースではなく、通常のルールが続きます。
また、1ゲームにつきデュースは最大1回だけです。10-10を過ぎたら、そのゲームが終わるまでずっとデュース状態が続きます。
- 10-9 → まだデュースではない。次の1点でどちらかが11点に達すればゲーム終了
- 10-10 → デュース開始。ここから先は2点差がつくまで続く
- 11-10 → デュース中。2点差がついていないのでゲームは終わらない
デュースが終わるのは2点差がついたとき
デュース中は、どちらかが相手より2点多く取った時点でゲーム終了です。2点差をつけた側がそのゲームの勝者になります。
初心者によくある誤解が「11点取ったら勝ち」という思い込みです。デュース中は11点ではなく、あくまで2点差がつくことが条件になります。
| スコア | 決着する? |
|---|---|
| 11-9 | ✅ ゲーム終了(デュース前に決着) |
| 11-10 | ❌ 続行(2点差なし) |
| 12-10 | ✅ ゲーム終了 |
| 13-11 | ✅ ゲーム終了 |
| 15-13 | ✅ ゲーム終了 |
デュースに上限点数はなく何点まで続く可能性もある
日本卓球協会の競技規則にも、デュース中の得点上限は定められていません。 (出典: 公益財団法人日本卓球協会「競技規則」)
理論上はどこまでも続く可能性があります。国際大会の記録でも20点台までもつれたゲームが存在します。
- 「9-9もデュース」は誤り。デュースは10-10から
- 「11点取れば勝ち」は誤り。デュース中は2点差が条件
- 「すぐ終わる」とは限らない。上限がないため長引くこともある

デュース時のサーブ権ルール
デュース(10-10)になると、サーブのルールが通常と変わります。これはどちらの選手にも公平なチャンスを与えるための重要なルール変更です。知っておくと試合観戦がぐっと面白くなりますよ。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会(JTTA)競技規則)
通常は2本交代のサーブが1本交代に切り替わる
通常のルールでは、1人が2本サーブを打ったら相手に交代します。得点の結果に関係なく、機械的に2本ごとに入れ替わります。
しかしデュースになると、1本打ったら即座に相手へ交代する「1本交代制」に変わります。2本交代のままだとサーブ側が2点連続で取りやすく、有利になりすぎてしまうからです。
9-9の時点ではまだ2本交代のまま
9-9の段階では、まだ通常の2本交代ルールが維持されます。たとえば9-9でA選手のサーブ1本目が終わっても、次はA選手のサーブ2本目です(まだ交代しません)。
そのサーブで得点が入り10-10になった瞬間から、はじめて1本交代ルールが発動します。
- 10-10でA選手がサーブ → 1本で交代
- B選手がサーブ → 1本で交代
- A選手がサーブ → 1本で交代……
- 通常は2本交代 → デュースで1本交代に変わる
- 切り替わるのは10-10になった瞬間から
- 9-9では2本交代ルールがまだ有効
- 1本交代は2点差がつくまで継続する
ダブルスのデュース時に変わるルール
ダブルスのデュースは、シングルスより複雑なルールが加わります。11点先取・2点差で終了という基本はシングルスと同じですが、4人が絡むローテーションの管理が一気に難しくなる点に注意が必要です。
ダブルスでもサーブは1本交代になる
デュース突入後、サーブは2本ずつから1本ずつの交代に切り替わります。これはシングルスと共通のルールです。
ただしダブルスでは、1本ごとにサーバーとレシーバーの両方が入れ替わるため、4人全員の役割がめまぐるしく変わります。「誰がサーブ?」「誰がレシーブ?」を毎ポイント声に出して確認し合う習慣をつけましょう。
デュース時のローテーション順番の確認方法
通常のダブルスのサーブ順は「A→X→B→Y」の4人ローテーションで、2本ずつが基本です。デュース突入後は、この順番を維持したまま1本ずつに切り替わります。
具体的には、直前にサーブしていた選手の次は、直前にレシーブしていた相手ペアの選手がサーバーになります。ローテーション自体は変わらず、テンポだけが変わると覚えておきましょう。
- デュース突入前に「次は誰がサーブか」をパートナーと声に出して確認する
- 順番は通常のローテーション通りで変わらないと意識する
- 興奮・緊張でミスしやすいため、ポイントごとに都度確認する
- デュース突入のタイミングでローテーションを最初からリセットしてしまう
- サーブ権だけ確認し、レシーバーが誰かを確認し忘れる
- 緊張で確認を省き、なんとなくサーブを打ってしまう
ローテーション順を間違えたまま進めると失点になります。ルールの詳細は公式規則でも確認できます。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会(JTTA)競技規則ページ)

デュース時の点数の読み上げ方
審判・選手・観戦者が知っておくと便利なコール方法を解説します。卓球の点数は公式試合では基本的に英語でコールするのがルールです。デュース中も読み上げ方の基本は変わりません。
デュース中はサーバー側の点数から読み上げる
通常時もデュース時も、「サーバーの得点→レシーバーの得点」の順でコールするルールは変わりません。
たとえばA選手がサーブで11点、B選手が10点なら「イレブン・テン」とコールします。次のポイントではサーブが交代するため、読み上げ順も入れ替わります。
10-10は「デュース」ではなく点数で読む場合もある
10-10になったときの正式コールは「テン・オール(Ten All)」です。ただし「デュース」とコールすることも広く認められており、どちらでも問題ないとされています。
10-10以降は通常通り数字で読み上げます。11-11なら「イレブン・オール」、12-12なら「トゥエルブ・オール」という形です。
「デュース」と宣言したからといって試合が一時停止するわけではありません。点数をコールするだけで、そのまま試合は続きます。
公式試合での英語コールの基本
公式試合での点数コールは英語が基本です。主なルールをまとめると以下のとおりです。
- 0点:正式には「ラブ(Love)」。「ゼロ」でも通じるが、正式表記はラブ
- 試合開始時:「ラブ・オール(Love All)」とコール
- 同点時:「〇〇オール」(例:3-3→スリー・オール)
- 日本語コール:「10対10」などと表記するが、公式試合では英語が基本
- デュース:英語・日本語で発音が同じなので、どちらの場面でも通じやすい
- コール順はデュース中も「サーバー→レシーバー」で変わらない
- 10-10の正式コールは「テン・オール」。「デュース」でも可
- 11-11以降は「イレブン・オール」と数字で読み上げる
- 0点の正式コールは「ラブ(Love)」
促進ルールとデュースの関係
「促進ルール(エクスペダイトシステム)が適用されるのでは?」と思われる方もいますが、デュース中に促進ルールが適用されることはありません。
促進ルール(Expedite System)の発動条件は、「1ゲームが10分経過、かつ両者の合計得点が18点未満」の場合です。デュースは合計得点が20点以上になるため、この条件を満たしません。
なお、促進ルール適用時もサーブは1本交代になりますが、さらに「レシーバーが13回返球すると得点」というルールが加わる点がデュースとの大きな違いです。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「競技規則」)
デュースになったときの戦術
デュースはルールを知っているだけでは乗り越えられません。技術的な差がほとんどない場面だからこそ、戦術とメンタルが勝負の鍵になります。ここでは実践で使える考え方を整理します。
サーブ権が1本交代になることを逆手に取る戦術
通常は2本交代のサーブが、デュースでは1本ずつの交代になります。「2本かけて組み立てる戦術」が使えなくなるため、1本で即効性のあるサーブを用意しておくことが重要です。
また、サーブで得点した直後は相手のサーブ番になります。得点の余韻に浸らず、すぐにレシーブの準備へ切り替える意識を持ちましょう。
サーブの選択に迷ったときは、試合前半に通じたサーブを選ぶのが基本です。相手が嫌がっていたロングサーブや下回転サーブなど、実績のある1本に絞って集中して出す戦略が有効です。
- 1本交代サーブでは、即効性の高い「実績あるサーブ」を1本に絞る
- 得点後は即座にレシーブ準備へ切り替える


デュース時のメンタル対策
デュースになると、多くの選手が同じ状況に陥ります。まず確認しておきたいのは、相手も全く同じプレッシャーを感じているという事実です。自分だけが追い詰められているわけではありません。
デュース時に陥りやすいメンタルの落とし穴
- 負けたくない気持ちから、消極的なプレーに逃げてしまう
- サーブが頻繁に交代するため、自分のリズムが崩れやすくなる
- 1本ミスすると相手にゲームポイントが移り、焦りが連鎖しやすい
これらを「起きて当然のこと」と事前に知っておくだけで、実際に直面したときの動揺がかなり小さくなります。
1本1本をリセットして集中する方法
デュースに入ったら「ここからが新しい試合」と意識を切り替えることが大切です。過去のポイントの結果—ミスでも好プレーでも—を引きずらず、次の1本だけに集中する習慣を身につけましょう。
そのために役立つのが、自分だけのルーティン(習慣的な動作)です。
- 1ポイント終わるたびに深呼吸する
- ラケットの面を見て気持ちを整える
- サーブ前に現在の点数を声に出して確認する
点数を声に出す習慣は、混乱を防ぎ「今自分がどこにいるか」を頭に刻む効果があります。ふだんの練習からデュース想定の練習を取り入れ、このリセット動作をルーティン化しておくと、本番でも自然に動けるようになります。
- 相手も同じプレッシャーを受けていることを忘れない
- ルーティンでリセットし、次の1本だけに集中する
まとめ:卓球のデュースルールをおさらい
デュースのルールは、知っているようで細かい部分を見落としがちです。ここまでの内容を3つの軸「デュースとは何か」「いつ終わるか」「サーブはどう変わるか」を中心に、ポイントをまとめます。
- 【定義】両者の得点が10対10になった状態がデュース。ゲームの勝敗はここからリセットされる
- 【終了条件】どちらかが2点差をつけるまで続く(12-10、13-11……)。上限点数はなし
- 【サーブ変化】デュース突入と同時に、通常の2本交代から1本交代に切り替わる
- 【切り替えタイミング】9-9はまだ2本交代。10-10になった瞬間から1本交代がスタート
- 【ダブルス】シングルスと同様に1本交代。ローテーション順はそのまま維持する
- 【コール方法】10-10は「テン・オール」または「デュース」。それ以降は点数をそのまま英語でコールする
- 【促進ルールとの関係】デュース中(合計20点以上)は促進ルール(エクスペダイトシステム)の適用外となる
- 【実践のコツ】デュース時こそ1本ごとにリセットし、サーブ権交代のタイミングを冷静に確認することが勝敗の鍵

T-timesは、全日本選手権出場経験を持つコーチから「勝てる卓球」を学べる卓球教室です。東京・神奈川・埼玉・千葉の幅広いエリアで、入会費・年会費完全無料、1時間6,500円からレッスンを受けられます。
T-times卓球教室の特徴は以下の通りです。
- 全日本選手権出場経験を持つコーチによる丁寧な指導
- 入会費・年会費は完全無料、1時間6,500円から
- 東京・神奈川・埼玉・千葉の幅広いエリアに対応
- 初心者から大会出場を目指す方までレベルに合わせたレッスン
デュースの攻略法を学んでも、実際のプレーで活かせていない方が多いです。T-timesのコーチはあなたの試合中のプレーパターンを分析し、デュース局面での判断や技術をその場で修正。独学では気づけない課題を見つけます。
\ 入会費・年会費0円 / 1時間6,500円から /
