卓球の得点板は、試合の進行をスムーズにし、選手・観客の双方に得点状況を正確に伝えるための必須アイテムです。この記事では、磁石式・フリップ式・デジタル式など主要タイプの違いと選び方をわかりやすく解説します。
「どの得点板を買えばいいかわからない」「使い方に不安がある」という方も、読み終えればどれを選ぶべきかが明確になります。購入前のチェックポイントから実際の使い方まで、まとめて確認しましょう。

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卓球の得点板(スコアボード)とは
卓球の試合で使われる得点板(スコアボード)は、「得点版」「カウンター」とも呼ばれる道具です。両選手・両チームの現在の点数とゲーム数を、その場にいる全員にリアルタイムで示します。
審判が手に持ち、得点が入るたびにめくって数字を更新するのが基本的な使い方です。選手はもちろん、ベンチや観客も一目でスコアを確認できるため、試合の進行に欠かせません。
使われる場面は大きく3つあります。
- 公式試合・大会:審判が携帯してゲームを管理する
- 部活・クラブの練習試合:審判役の部員が担当し、試合形式の練習を行う
- レクリエーション:気軽な対戦でも得点を見える化してゲームを盛り上げる
11点制が採用されるまでの歴史的経緯
かつての卓球は21点先取・サーブ5本交代でした。2001年9月1日、ITTFのルール改正により現在の11点先取・サーブ2本交代へ正式に変更されています。
変更された主な理由は以下のとおりです。
- 試合時間の短縮とテレビ放映への対応
- 接戦・逆転が生まれやすくなりエンターテインメント性が向上
- カット型同士のラリーなどで1ゲームが30分を超えるケースがあった
21点制ではサーブ5本交代だったため、一方が連続得点すると流れが一気に傾きやすい問題もありました。11点制への移行でゲームの緊張感が増しています。

卓球の点数ルール:得点板を使う前に知っておくこと
得点板を正しく操作するには、まず点数ルールを理解しておく必要があります。卓球のルールはITTF(国際卓球連盟)が制定し、日本国内ではJTTA(公益財団法人日本卓球協会)が「日本卓球ルール」として適用しています。ここでは得点板の操作に直結するポイントを中心に解説します。

1セットは11点先取
現在の公式ルールでは、1ゲーム(セット)は11点先取で決まります。ITTFが定める世界共通ルールであり、日本国内でも同様に適用されます。
(出典: 公益財団法人日本卓球協会「競技規則」)
10対10になると「デュース」に突入します。デュース中はサーブが通常の2本交代から1本交代に切り替わります。その後は2点差がつくまで試合が続き、上限はありません(例:12-10、13-11など)。
審判コールに関するポイントをまとめると次のとおりです。
- 10対10のコールは「テン・オール」または「デュース」が一般的
- 点数の読み上げはサーバー側を先に英語で(例:3-5なら「スリー・ファイブ」)
- 0点は「ラブ」と呼ぶ。試合開始のコールは「ラブ・オール」
試合形式の種類:何セット先取で勝利か
大会によって採用される試合形式が異なります。得点板を準備する前に、その大会の形式を確認しておきましょう。
| 形式 | 先取セット数 | 主な採用場面 |
|---|---|---|
| 5ゲームマッチ | 3セット先取 | 中学・高校大会、地域大会、ダブルス・団体戦全般 |
| 7ゲームマッチ | 4セット先取 | オリンピックや大型国際大会のシングルス |
また、最終セットではどちらかが5点に達した時点でチェンジエンド(コートチェンジ)を行います。これは忘れやすいルールなので注意が必要です。
得点が入るパターンと入らないケース(レット)
得点板をいつめくるかは、「得点が発生したか否か」の判断にかかっています。まず得点になるケースを確認しましょう。
- 相手が返球できなかった(ラリーに勝った側が得点)
- 相手がサーブミスをした(サーブを受ける側に1点)
- フリーハンド(打球に使わない手)がテーブルに触れた
- 台のエッジ(端面)に当たったボールを相手が返球できなかった
ラリー中のネットインは有効なので、相手が返球できなければ得点になります。一方、サーブがネットに触れて相手コートに正しく入った場合は「レット」となりやり直しです(やり直し回数に制限はありません)。
- ネットに触れて相手コートに正しく入った → レット(やり直し・得点なし)
- ネットに触れてアウト or 相手コートに入らなかった → サーブミスで相手に1点
- レット時は得点板をめくらない(スコア変更なし)
- 1ゲームは11点先取。10対10でデュースになり、2点差がつくまで継続
- デュース中はサーブが1本交代に変わる。得点板はそのまま加算し続ける
- 試合形式は大会によって5ゲームか7ゲームかが異なる
- レット時は得点板をめくらない。サーブミスは相手の得点
- 現在の11点制は2001年のITTFルール改正で導入された

卓球得点板の種類と特徴
得点板には大きく分けて、手めくり式(アナログ)・電子式・アプリ・代用品の4種類があります。それぞれ価格・用途・場面が異なるため、自分の環境に合ったものを選ぶことが大切です。
なお、手めくり式・電子式を問わず、基本的な構造はメーカー共通です。真ん中の小札がゲームカウント、両端の大札がポイント(点数)を示す仕組みになっています。
手めくり式(アナログ):最もスタンダードな選択肢
数字が印刷されたカード(札)をリングで綴じた構造で、得点のたびに手でめくって使うタイプです。最も広く普及しており、公式大会でも使われています。
- 電源不要で故障リスクが低い
- 価格が安い(数千円台が中心)
- ニッタク・バタフライ・VICTASなど各メーカーがラインナップ
- スタンダードサイズと小型(ミニ)サイズがある
- 素材は紙+PPコーティング、TPUなど耐久性の異なる製品が複数存在
電子式スコアボード:大型大会・体育館向け
LEDや液晶パネルで数字を表示し、ボタンやリモコンで操作するタイプです。遠距離からでも視認しやすく、観客席が離れた会場に適しています。
価格は数万円台〜と高めで、設置工事が必要なケースもあります。市販の汎用デジタル得点板(6桁・LED・リモコン付きなど)を卓球に流用できる製品もあります。
アプリ・デジタルスコアボード:スマホで代用する方法
スマートフォン・タブレットに専用アプリを入れることで、手めくり式の得点板をアプリ上で再現できます。会員登録不要・無料から使えるアプリが多く、手軽に始められます。
「卓球スコアボード」アプリ(iOS・Android対応)は、タップで得点追加・音声読み上げ・試合結果の自動保存・Apple Watchからの操作など多機能。タブレット使用で大画面表示も可能です。
- アプリ式得点板の公式大会への使用可否は、主催者の規定によって異なります
- 大会に持ち込む前に、ぜひ主催団体へ確認してください
得点板の代用品:指・ホワイトボード・自作
得点板がない場面では、以下の方法で代用できます。
- 指で点数を示す:最もシンプルな方法。少人数・非公式向け
- ホワイトボード・黒板に書く:費用ゼロだが、毎回書きに行く手間がある
- 自作の紙カードを使う:厚紙やラミネートで0〜21の数字カードを作ると、手めくり式に近い使い方が可能
- 代用品は非公式・練習用の選択肢です
- 公式試合では規定の得点板を使用する必要があります
- 手めくり式:電源不要・安価・公式大会対応。はじめての1枚に最適
- 電子式:視認性が高く体育館・大型大会向け。価格は高め
- アプリ:スマホ・タブレットで手軽に代用。公式使用は要確認
- 代用品:指・ホワイトボード・自作カード。あくまで練習・非公式用

卓球得点板の選び方
「どこで・誰が・どんな頻度で使うか」を最初に整理することが、得点板選びの出発点です。使う場面がはっきりすれば、必要な機能や予算も自然と絞られます。
ここでは選定の4つの軸である表示機能・サイズ・耐久性・価格帯を順番に解説します。この順に確認するだけで、自分に合う1枚が見つかりやすくなります。
サイズ:小型(携帯用)と大型(設置式)の違い
使う場所と人数によって、適切なサイズは変わります。サイズ選びを間違えると「小さすぎて見えない」「大きすぎて運搬が大変」という問題が起きます。
小型・スタンダードタイプの場合
小型(ミニ)タイプは重量200g前後で、片手で持てる軽さが魅力です。バタフライ ミニカウンター3はその代表例で、個人練習や部活内での練習試合に向いています。
スタンダードタイプは重量600g前後で、地域大会や部活の公式練習で広く使われています。ニッタク JLカウンターやプチカウンター2がこのカテゴリに該当し、視認性と携帯性のバランスが取れています。
大型・スタンド設置タイプの場合
大型タイプの例としてニッタク ビッグカウンター11は幅50cm・高さ34cm・重量1kg超で、離れた位置からでも数字がはっきり見えます。大型体育館や公式大会向けです。
スタンド設置タイプはキャスター付きで自立するため、審判が手で持つ必要がありません。三英の卓球得点板用スタンドのような製品は大会運営の効率を上げてくれます。
| タイプ | 重量の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 小型(ミニ) | 200g前後 | 個人・自宅・部活練習 |
| スタンダード | 600g前後 | 地域大会・部活の公式練習 |
| 大型 | 1kg超 | 大型体育館・公式大会 |
| スタンド設置式 | 別途スタンド重量あり | 複数台運営・大会 |
耐久性:素材と視認性で比較する
得点板の素材は使用頻度と保管環境によって選び方が変わります。長期間・高頻度で使う場合は素材の確認が特に重要です。
主な素材の違いは以下のとおりです。
- 紙+PPコーティング:一般的で軽量。ただし繰り返しめくると端が破れやすいため、丁寧な扱いが必要
- TPU(熱可塑性ポリウレタン)製:傷がつきにくく丈夫。VICTAS COUNTERなどが採用しており、長期使用に向いている
- 抗菌・抗ウイルス加工:ニッタク JLカウンタークリーンはメディカルナノコートを採用。複数人が触れる大会用途に適している
視認性については、数字の大きさとフォントのくっきり度、蛍光灯下での反射のなさを確認してください。屋外や明暗差のある会場では、マット(非光沢)仕上げの製品が見やすいことが多いです。
価格帯:用途別の予算目安
得点板の価格は用途によって大きく変わります。購入前に「何枚必要か」「予備が必要か」もあわせて確認しておくと、トータルコストで判断しやすくなります。
| タイプ | 価格目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 小型・ミニ | 1,000〜2,000円台 | 個人・自宅・部活練習 |
| スタンダード | 2,000〜4,000円台 | 地域大会・部活 |
| 大型 | 5,000円〜 | 大型体育館・公式大会 |
| スタンド設置式 | 3万円前後 | 複数台運営・大会 |
| スマホアプリ | 基本無料〜 | 手軽な代替手段 |
| 汎用LED電子式 | 数千〜数万円台 | 見やすさ重視の会場 |
- サイズ:個人・部活練習は小型〜スタンダード、公式大会は大型またはスタンド式
- 耐久性:高頻度使用にはTPU素材か厚手のPPコーティング製品が向いている
- 価格:用途に合ったタイプを決めてから予算を逆算するのが失敗しにくい
卓球得点板おすすめ人気モデル
機能・サイズ・耐久性・価格の4軸を踏まえたうえで、ここからは具体的なモデルを紹介します。メーカー・ブランド別に代表モデルの特徴を整理しているので、自分の用途に合うものを探してみてください。
バタフライ:BHカウンター/ミニカウンター3
バタフライの得点板は、軽量で扱いやすいモデルが揃っています。特にミニカウンター3は、個人練習や部活の練習試合での使用に最適です。
- BHカウンター:バタフライのスタンダードモデル。シンプルな構造で初めての1枚にも選びやすい
- ミニカウンター3(品番75700):高さ13.8×幅22.5cm、重量約200g。得点0〜21・ゲーム数0〜5対応。スタンド機能で卓上自立も可能。表紙にポケット付きで使い勝手が良い。参考価格1,600円前後
ニッタク:JLカウンター・プチカウンター2・ビッグカウンター11
ニッタクは得点板のラインナップが最も豊富なメーカーのひとつ。用途・予算・サイズ別に選べるのが強みです。
| モデル名 | サイズ(使用時) | 重量 | 特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| JLカウンター(NT-3731) | 幅41×高さ20.5×奥行13cm | 600g | 日本製・軽量。不織布バッグ付。大札0〜20(10〜20赤) | 3,311円前後 |
| JLカウンタークリーン(NT-3736) | 同上 | 約540g前後 | 抗ウイルス・抗菌加工(メディカルナノコート)搭載の衛生モデル | 要確認 |
| プチカウンター2(NT-3732) | 幅41×高さ20.5×奥行13cm | 600g | 収納時厚さ約2cm。耐久性高め | 3,800円前後 |
| ビッグカウンター11(NT-3715) | 幅50×高さ34cm | 1kg超 | 大会・体育館向けの大型モデル。視認性が高くプラスチックケース付 | 要確認 |
| ミニカラーカウンター11(NT-3714) | ミニサイズ | 約380g | カラー表示でわかりやすい。プラスチックケース付 | 要確認 |
VICTAS:VICTASカウンター/ミニカウンター
VICTASの得点板は、素材と耐久性にこだわった設計が特徴です。
- VICTASカウンター(TSP-043570):素材にTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用し、傷がつきにくく丈夫。得点0〜21(0〜9は白、10〜21は青)、ゲームカウント0〜5対応。手提げ収納バッグ付属
- ミニカウンター(804010):コンパクトタイプで持ち運びに便利
- TSPカウンター・TSPミニカウンター・大型カウンターDXなどのTSPブランド品は、VICTASとの統合により廃盤になる予定です
- 現在流通している在庫のみでの販売となっている場合があるため、購入前に在庫の有無を確認しましょう
三英・トーエイライト:各社の定番モデル
学校の体育授業や地域のクラブ活動でよく使われているメーカーです。スタンドタイプや両面表示など、独自の機能を持つモデルがあります。
- 三英(SAN-EI)卓球得点板ミニ:カバー付き。得点0〜20・ゲーム0〜5対応で、コンパクトに持ち運べる定番モデル
- 三英 卓球得点板用スタンド(11-050):キャスター付きの自立式スタンドで、審判が得点板を手に持たずに運用できる。ボール入れ・ゾーン仕切り等も付属。参考価格3万円前後
- トーエイライト:両面表示対応の卓球得点板を展開。対戦する両側のプレイヤーが同時に得点を確認しやすい設計
コスパ重視の汎用・海外ブランドモデル
国内メーカー品より安価に入手できる汎用モデルも選択肢のひとつです。ただし品質や供給の安定性はメーカーによって異なるため、レビューをよく確認してから選びましょう。
- DONIC スコアボードマッチカウント(UL009DONIC):得点0〜21・ゲーム0〜5対応。箱の底面を利用して卓上自立が可能。コンパクトで持ち運びやすい
- 汎用LED電子得点板(海外ブランド):リモコン付き・6桁表示・日本語説明書付きの製品がAmazonなどで流通。卓球以外(バスケ・テニスなど)にも使用でき、大型イベントや複数競技を運営する施設に向いている
- 軽さ・手軽さ重視 → バタフライ ミニカウンター3
- 品質・ラインナップの豊富さ重視 → ニッタク JLカウンター系
- 耐久性・素材重視 → VICTAS VICTASカウンター
- 手で持たずに使いたい・大会運営向け → 三英 スタンドモデル・ニッタク ビッグカウンター11
- コスト最優先 → DONIC・汎用LEDモデル
卓球得点板の正しい使い方
得点板の使い方は「表示の読み方」と「操作方法」の2つに分けて覚えるとスムーズです。審判のコールと操作タイミングをセットで身につけることで、試合中に迷わず動けるようになります。
得点板の表示構造を読み取る
得点板の基本構造を押さえておきましょう。中央の小さい札がゲームカウント(セット数)、両端の大きい札がそのゲームの得点を表しています。
審判から見て左側が自分側、右側が相手側です。選手に対してどちらが誰のスコアかを試合開始前にはっきり示しておくと、後のトラブルを防げます。
試合開始時は得点が「0」になっているか確認してください。デュース(10点以降)では数字が続くため、何点差になっているかを常に意識しながら表示を維持することが重要です。
めくる方向:手前から向こうへが基本
手めくり式得点板の基本操作は、数字カードを手前から向こう(奥)へめくって次の数字に進めることです。
- 一枚ずつ確実にめくり、中途半端な位置で止めない
- ゲームカウントの小札と得点の大札は独立しているため、操作する札を間違えない
- 逆方向に戻せるかどうかは製品によって異なるため、事前に確認しておく
セット終了後にスコアをリセットする手順
1ゲームが終了したら、以下の2ステップで対応します。
- 大札(点数)を両者ともに「0」に戻す
- 小札(ゲームカウント)を勝者側のみ1つ進める
「0」に戻す際、ラブオールプレート方式(0のカードがプレートに直接印刷されているタイプ)なら一発でリセットできます。
最終セットでもリセット操作は同じです。ただし、どちらかが5点を先取した時点でチェンジエンドが発生するため、得点板の操作と混同しないよう注意してください。リセット前に両選手がスコアを確認してから戻すと、トラブル防止になります。
審判のコールと得点板操作のタイミング
操作のタイミングを場面ごとに整理します。コールと得点板操作をセットで覚えると、実戦でスムーズに動けます。
| 場面 | コール例 | 得点板の操作 |
|---|---|---|
| 試合開始 | 「ラブ・オール」 | 「0-0」になっているか確認してから開始 |
| 得点が入った | 「スリー・ファイブ」など | コールと同時または直後にめくる |
| サーブ交代(2本ごと) | なし | 得点板は変更しない |
| レット(やり直し) | 「レット」 | めくらない。スコアはそのまま |
| デュース突入 | 「テン・オール」または「デュース」 | 10のまま継続。サーブを1本交代に切り替える |
| 誤っためくり | — | 正しい点数に戻し、選手に確認してから再開 |
- レット時に誤って得点板をめくってしまう
- デュース中にゲームカウントの小札を誤操作する
- チェンジエンドの際にリセット操作を忘れる
- 中途半端な位置で数字カードを止め、表示が不明瞭になる
- 中央の小札がゲームカウント、両端の大札がそのゲームの得点
- めくる方向は手前から向こうへが基本
- セット終了後は「大札をリセット→勝者の小札を1進める」の2ステップ
- レット時は得点板をめくらない
- デュースは10のまま継続し、サーブを1本交代に切り替える

よくある質問
購入前の疑問から使用中の不安まで、よく寄せられる質問をまとめて解消します。
練習でも得点板は必要ですか?
必須ではありませんが、練習試合から得点板を使うと本番と同じ感覚でスコア管理の習慣が身につくメリットがあります。
練習用なら小型タイプ・スコア管理アプリ・代用品でも十分対応できます。ただし、部活やオープン大会では敗者審判・相互審判が一般的です。審判を務める前に得点板の操作に慣れておくことをおすすめします。
アナログ(手めくり)と電子式はどちらがおすすめですか?
用途によって選び方が異なります。
個人・部活・地域大会レベルなら、電源不要で価格も安く持ち運びやすいアナログ(手めくり)式が最適です。大型体育館や観客が多い大会など、遠距離からの視認が必要な場合は電子式LEDタイプが適しています。
まずコストゼロのアプリで操作感を試してから、実機購入を検討するという流れも有効です。
卓球の得点板は卓球以外のスポーツにも使えますか?
手めくり式の卓球用得点板は0〜21の点数・0〜5のゲームカウントを表示できるため、バドミントンなど他のラケットスポーツに流用できる場合があります。テニスはセット・ゲームの概念が異なるので注意が必要です。
逆に、バスケやサッカーにも対応した汎用LEDスコアボードを卓球で流用する方法もあります。いずれも購入前に対応スポーツと上限点数をぜひ確認してください。競技ごとに表示できる点数の上限が異なります。
得点板を自作することはできますか?
自作は可能です。厚紙やラミネートフィルムで0〜21の数字カードを作りリングや穴で綴じれば、手めくり式に近い得点板が完成します。ホワイトボードに数字を手書きする方法も費用ゼロの代用手段として有効です。
ただし、自作・代用品はあくまで非公式・練習用の位置づけです。公式大会では主催者指定の得点板を使用する必要があるため、試合に出る予定がある方は市販品を用意しておくことをおすすめします。
まとめ:卓球得点板の選び方と使い方のポイント
ここまで得点板の種類・選び方・使い方を解説してきました。最後に、購入や使用開始に向けて役立つポイントを三つの軸で整理します。迷ったときはこのまとめを見返してください。
種類について
- 手めくり式・電子式・アプリの3形態がある。用途と予算に合わせて選ぼう
- 手めくり式が最もスタンダード。バタフライ・ニッタク・VICTASなど各メーカーから豊富なラインナップがある
- スマホアプリは費用ゼロで試せる。「まず使い方を覚えたい」という方の最初の一手におすすめ
選び方について
- 個人・練習用は小型(200g前後)、大会用はスタンダード(600g前後)、体育館向けは大型または電子式を目安に
- 10点以降がレッド表示になる製品・抗菌加工製品など付加機能で絞り込むとさらに使いやすい
- 価格帯は1,000円台〜3万円台と幅広い。まずは1,500〜4,000円台のスタンダードモデルから始めるのがおすすめ(購入時に最新価格を確認してください)
使い方について
- 得点が入ったら審判コールと同時に、該当者側の大札を1枚めくる。レット時はめくらない
- デュース(10-10)はリセット不要。そのまま点数を増やし続ける
- ゲーム終了後は大札を「0」に戻し、勝者の小札(ゲームカウント)を1つ進める——この2ステップが基本動作
- 公式大会では日本卓球協会(JTTA)の競技規則・大会要項を事前に確認してから臨もう
- 得点板は手めくり式・電子式・アプリの3形態。用途と予算で選ぶ
- サイズの目安は個人用=小型、大会用=スタンダード、体育館=大型・電子式
- 基本操作は「得点→大札を1枚めくる」「ゲーム終了→大札をリセット+小札を1つ進める」
- 公式大会ではJTTAの競技規則をぜひ事前確認する

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